岐阜県旅行

岐阜県下呂温泉富岳旅館に行ってみた。旅行記ブログ

『下呂温泉の場所アクセス』

下呂温泉は山中にあり、私が訪れた季節が冬ともあって山には雪が残っていました。
私は車で行きましたが、山道が続く雪道とのことでスタットレスのタイヤで向かいました。
他にも、名古屋駅から直通のバスも出ているようなので、車もお持ちでない人や運転が怖い方も困らないかなと思います。
また、道はほとんど一本道であったため迷うことはありませんでした。ただ道中、お店やコンビニがないため山道に入る前に済ましておくことをおすすめします。

『富岳の旅館』

長い運転にヘトヘトになりながら、チェックインの16時に目的地である富岳旅館に到着しました。下呂温泉は温泉街ということもあり、駐車場がとても少ないのが難点でしたが、旅館に駐車できたので助かりました。旅館の前に着くと、旅館の方がお出迎えをしてくださり駐車してくださいました。
荷物も部屋に運んでいただいてる間にチェックインをすませ、入り口にたくさん置いてある浴衣を選びます。私は紺色の渋めの浴衣を選び、腰紐と浴衣を持って部屋に向かいました。
ちなみに、浴衣は外に出るときに寒くないように上着も付いており、旅館に泊まる方は全員もれなく無料で着ることができるみたいです。

『富岳の部屋』

部屋の第一印象は、とても広く雰囲気も大変良い昔ながらの旅館という風でした。私は4階の部屋だったので、窓の外は温泉街と川と山が一望でき、温泉街には灯りがともり、下呂温泉の眺めを一望できました。部屋にはユニットバスと洗面台があり、ドライヤーも付属されてました。また、温泉で使うバスタオル、ミニタオル、持ち運びする袋もついており、浴衣で温泉街をウロウロしても困らない配慮がされていました。
私は利用しませんでしたが、付属の冷蔵庫には有料の飲み物が完備されており、外にわざわざお酒など買いに行かなくてもいいように準備されていました。

『富岳の料理食事』

一通り部屋を見た後、早速お腹が空いたので夕食をとりました。料理のメインは、飛騨の郷土料理である朴葉味噌と飛騨牛。自家製の味噌に野菜と飛騨牛を乗せ温めたもので、独特の朴葉の香りと味噌の旨味が染み込んだ飛騨牛が口の中でとろけるようでした。その他にも、下呂温泉ならではの温泉卵や新鮮なお刺身などボリューミーな内容で質も量も大満足でした。
料理自体は私は近場のコンビニに行っている間に用意していてくれており、残りの料理もお部屋に女将さんが次々と運んできてくれていました。
また、最後にデザートが用意されていたのですが、そちらも何も言わずともちょうどいいタイミングで運んでくださりました。とても気の利いた従業員の方ばかりで気持ちのいい接客をしてくださいました。
朝食は、夕食とは違い朝に合わせてお腹に優しい内容となっていました。しかしこちらにも朴葉味噌と温野菜が用意されており、朝から朴葉味噌の美味しさに感動しました。朝食も軽めの内容とはいえ、ボリューミーでとても美味しかったです。

『下呂温泉の夜』

夕食も済ませ、時刻は20時。まだまだ寝るには早いだろうと思い、夜の下呂温泉をブラブラしました。
なにか暇を潰せないかと思っていると、下呂温泉に美味しいプリンが売っているとの噂を聞き、そのお店に向かいました。
そちらのお店では、購入したプリンを温泉卵のように温泉につけ、程よく温まりトロトロになったら温泉から取り出し、足湯に浸かりながら食べることができるとのことで、早速私も試して見ました。
一度温めたプリンは、甘みが増し想像以上に美味しく、また寒い中、足湯につかることで足先からポカポカと全身が温まり、プリンも足湯も同時に楽しむことができました。ポカポカとした気持ちで、帰りに下呂温泉唯一のコンビニであるローソンで軽くおつまみを買い、旅館に戻りました。夜の下呂温泉は、温泉街ならではの暖かい灯だけが並ぶ風景と雪山に囲まれていることも相まって、とても雰囲気も良かったので、寒い中外に出て良かったと思いました。

『富岳の温泉』

富岳旅館では、温泉が時間交代制をとっており、露天風呂と内風呂共に時間で男と女風呂が交代します。私はタイミングよく全部の温泉に入ることができ、内風呂も露天風呂も楽しむことができました。
もともと、平日ということもあり貸切のような状態でゆっくりとつかることができました。
また、内風呂と露天風呂とは別に貸切露天風呂も用意されており、こちらは予約制となっていたため事前に予約して、しっかり堪能しました。

注意点としては貸切露天風呂は、1〜2人くらいで入れる小さなお風呂となっており、時間制限内だけつかることが可能だったので、大人数にはむかないかなと思います。内風呂は地下にあるため外の風景が見ることが出来ませんが、露天風呂は最上階にあるため山々を眺めながらつかることが出来ます。
程よく熱いので、寒い中つかるとちょうど良い湯加減で何時間でも入れそうでした。
時間帯も24時間空いているので、朝風呂もしっかり楽しむことが出来ました。

『下呂温泉のよいところ』

下呂温泉は、日帰りの人も温泉に入ることができるので今回私は富岳旅館に泊まりましたが、他にも近くの旅館の温泉にも入らせていただきました。
また、足湯も多くあるので温泉に入る余裕はないという人でも手軽に足湯に入ることも可能です。ふらりと訪れるには難しい場所ではありますが、観光としていくには大変おすすめだと思いました。