『嵐山アクセス・行き方』
京都の紅葉といえば、嵐山だと思い立ち、京都駅からJR嵯峨野線で向かいました。
こちらの嵐山行きの電車は、車両が少ないにもかかわらず乗客は多いので、時間帯なので大変込み合います。また、京都駅の一番端っこにホームがあり改札から遠いので、時間には余裕をもっていくことをおすすめします。
『縁結び野宮神社』
嵐山といえば、多くの観光スポットがあることでお馴染みです。
もちろん紅葉が綺麗なところも魅力的ですが、何より歴史的な建物が多いのも嵐山の魅力です。早速私は、JR嵐山駅を出て道なりを進み源氏物語の譜曲「野宮」にも登場する歴史深い神社である、野宮神社を訪れました。
こちらの御祭神は縁結びの神様や子宝安産の神様で、恋のパワースポットとして有名で、多くの観光客が訪れていました。『常寂光寺』次に、紅葉スポットとしてもおすすめな、常寂光寺を訪れました。こちらは百人一首にも登場する、小倉山の中腹にこっそりと佇まう1596年に建造された歴史あるお寺です。まず、入り口である山門から本堂へと続く山道でさえ圧巻の景色が続き、紅葉の時期などは更に美しい光景を見ることができます。
そして常寂光寺で特におすすめなのが京都の街を一望できる多宝塔です。京都といえばという景色が見ることができ、ポスター等でもよく使われている景色のようです。
『竹林の小径』
常寂光寺のすぐ側には、京都といえば誰もが思い浮かぶ竹林が立ち並ぶ、竹林の小径への入り口があります。こちらは、やはり観光客がたくさんおり、ツアーの団体などもいたため、大変混み合っていました。竹林の小径は混み合ったところにあるので迷子になりやすいかと思いますが、しっかり案内板などもあったため迷わず行くことができました。
竹林が立ち並ぶ光景は、日常ではまず見ることができない景色ということもあって、まるで日本の歴史に埋もれているかのような夢心地になりました。
嵐山に観光で行く人は是非とも行ってもらいたいと思います。紅葉の時期であれば、夜はライトアップされるので、そちらもおすすめです。
『髪の神社』
ここで、嵐山にある神社の中で珍しい神社を紹介します。その名も、御髪神社。御髪神社は日本で唯一の髪の毛の神様がいらっしゃる神社です。
髪に悩む方や、美容師など髪にまつわるお仕事をしている方々が訪れるようで、こっそり神社があるのでよかったら探してみると面白いかもしれません。
私は歩き回って見つけた時は、すごく嬉しかった記憶があります。
『天龍寺』
そして私が、最後に訪れたお寺は天龍寺。後醍醐天皇の菩提を弔うために1339年に建てられたもので、京都の歴史ある建物の中でも特に重要とされています。
今までのお寺や神社は駅から離れ、山側にあるものばかりですが、こちらの天龍寺は京福電鉄嵐山駅から徒歩6分という近さなので、そんなに歩きたくないという人にもおススメです。
こちらの天龍寺は、世界遺産にも登録されており、多くの観光客が訪れていました。特に有名なのが、法堂内にある雲龍図。法堂の天井に大きな龍が描かれているもので、天井一面の龍は圧巻の一言でした。こちらは、基本的に土・日・祝しか特別公開されていないものとのことでした。
『渡月橋』
そして最後に訪れたのが、嵐山の桂川にかかる渡月橋。全長155mを誇る渡月橋から、嵐山の自然溢れる景色を360度見渡すことができます。
こちらも紅葉の時期などは、ライトアップされるみたいなので、ぜひとも美しい嵐山のライトアップされた景色を見てみてほしいなと思います。
嵐山のグルメ
こちらの渡月橋のすぐ側には、京福電鉄嵐山駅に向かう一本道が続いており、多くのお店が立ち並んでます。嵐山では美しい景色を見ながらの食べ歩きも、オススメの一つで、美味しいものがたくさんあります。その中でも、私は「チーズゆば」をいただきました。チーズがゆばにつつまれた状態で揚げられたもので、ゆばのサクッという食感とチーズの濃厚さがマッチしてとても美味しかったです。
この、渡月橋からの一本道は美味しいお店が立ち並んでいるので食べることが目的でも充分楽しめそうでした。
『嵯峨野湯カフェ』
嵐山を歩き回り、美味しい物も食べ、私は大満足でJR嵐山駅に向いました。その最中、とても気になるお店を発見しました。その名も嵯峨野湯、こちらはカフェであるにもかかわらず、見た目はどうみても古風な街中の銭湯という感じでした。こちらは、実は私が前から気になっていた京都で行ってみたいカフェの一つでした。もともと銭湯だったものをリノベーションして、銭湯の雰囲気はそのままでカフェにしたもので、とてもオシャレで人気のカフェです。
入り口を入ると、蛇口や脱衣所やロッカーなどもそのままで体重計なんてものもそのまま置いてありました。そんな嵯峨野湯おすすめの料理は、お豆腐パスタ。
パスタのお皿の上に板が乗っていて、そこに嵯峨野湯特性のお豆腐がちょこんとあって見た目のインパクトが面白かったです。もちろん味もしっかりしていて、美味しかったです。その他にも、抹茶ソースがかかったパンケーキなど沢山のメニューがありました。
『嵐山の注意点』
観光してみて、気づいたのは割と歩くということです。もちろん、どこに行くかは人次第ですが嵐山を楽しみたいというのであれば、山道や坂道歩くのは必須なので女性の方はヒールなどでは行かず動きやすい靴で行った方がいいかなという印象でした。しかし、しっかり運動して、自然溢れる景色をみて、美味しい物をたくさん食べれて私は大満足でした。