主人と二人で埼玉県秩父にある「赤谷温泉 小鹿荘」に行ってきました。
小鹿荘の情報をお伝えします。
小鹿荘の料理・朝食夕食
小鹿荘は囲炉裏料理が売りの旅館です。
1グループに1つの囲炉裏が付き、部屋ではなく専用ルームで食事をします。
私たちの場合は個室の囲炉裏部屋に案内され、落ち着いた空間で落ち着いて食事をすることが出来ました。
囲炉裏端のコース料理は食前酒・デザートを入れて全部で14種類ありました。
一品の量がそんなに多くないですが、14品もあるとかなりお腹いっぱいになります。
中でも印象に残っているのは、囲炉裏で焼いた「岩魚の塩焼き」「山の木こり鍋」郷土料理の「えびし」です。
「岩魚の塩焼き」「山の木こり鍋」は目の前の囲炉裏で旅館の従業員さんが火にかけてくれます。
普段なかなか囲炉裏で料理したものを食べる機会が無いので、かなり新鮮でした。
囲炉裏の直火で中までじっくり焼いた岩魚はかなり美味でした。
鍋も味付けが丁度良く、しめの雑炊まで美味しく頂きました。
そして恐らく秩父旅行以外では中々味わうことが出来ない郷土料理の「えびし」が登場しました。
見た目はウイロウの様で一口食べると甘いのですが、隠し味に青のりが入っていて最後に引き締められる感じです。
ハマる人はハマる、そんな一品でした。
食事は2時間ほどで完食となりますが、その間従業員さんが囲炉裏や食事のお手伝いをしてくれます。
つかず離れず、丁度良い塩梅で居て下さる感じです。
お料理の説明も提供毎にしてくださるので、とても丁寧な接客でした。
小鹿荘の部屋
小鹿荘は歴史ある古き良き旅館です。
「本館」以外に「まつり館」「別館 水月」と全3館あります。
私たちは一番歴史が古い「本館」に泊まりました。
部屋の広さは申し分なく約10畳ほどあり、泊まった時期が12月だった為こたつが用意されていました。
清潔な部屋ですが古い為、印象は田舎のおばあちゃんの家に泊まりにきた感じです。
こじんまりとした所でゆっくりするのが好きな方にはお勧めです。
こたつに入ってぼーっとしていましたが、すごく癒されました。
部屋にはトイレはありますがお風呂は付いておらず、大浴場に入りに行きました。
アメニティ・冷蔵庫の中の物はいたって普通です。
ドライヤーが部屋に無いのが女性的には少し気になりましたが、大浴場が空いていてドライヤーを独占で使えた
のでまぁ大丈夫でした。
小鹿荘のお風呂・温泉
小鹿荘には部屋風呂がありませんでしたが大浴場があり、時間で区切って男女が交代するシステムでした。
両方入ることが出来ましたが、室内の大きな風呂と露天風呂があるという作りは両方変わりません。
平日に行った為、朝も夜もほぼ貸し切り状態で入ることが出来ました。
洗い場は全部で10個ほどで全体的にさほど広くないですが、空いているので申し分ありませんでした。
お湯の色は無色で温度は若干熱めだと思いますが、普通に入れるレベルです。
入った後は肌がツルツルになり、芯までポカポカでした。
女性にはうれしいです。
サウナは無かったですが、無くても良いかな?という規模です。
予約をすれば家族風呂に入ることも出来ます。
こちらは大人二人入ると狭いかな?という広さなので、あまり期待しない方が良いです。
カップル向けかもしれません。
でもお湯の質は良いので寛げました。
アメニティは部屋と同じく普通です。
カミソリ・ヘヤキャップがある程度なので、必要なものは持参した方が良いですね。
小鹿荘の1泊あたりの金額
今回は旦那さんと二人で泊まりました。
じゃらんの予約サイトを利用し1泊あたり一人14,040円でした。
食事1品プラスになるプランでしたが、1泊2食付きでこのお値段はお得かなと思います。
じゃらんは限定のプランが多く、色々選べたので今回はじゃらんを使いました。
ポイントも貯められますしね。
小鹿荘のこんなところがオススメ
小鹿荘の所在地は秩父の山奥の方になります。
あまり派手なものは無いですが、山のきれいな空気を吸ってリフレッシュしたい方にお勧めです。
おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に家族旅行をするとか、山の美味しい料理を食べたい方に合っていると思います。
今回は寒い時期に行ったので川遊びが出来なかったのですが、夏はライン下りなど遊びが豊富です。
夏場は子連れで行っても楽しいと思います。
歩ける距離にコンビニや店が無いので、駅や途中で見つけたら買い出ししておく方がお勧めです。
小鹿荘の場所・アクセス
◎池袋駅から:西武鉄道利用 特急で83分
◎池袋駅から:東武鉄道+秩父鉄道利用
◎上野駅から:JR高崎線+秩父鉄道利用
◎駅から送迎もあります。
※送迎は「西武秩父駅」または「秩父鉄道秩父駅」より午後3時と5時にあります。
予約が必要です。
※送迎は2名からしてくれます。
私たちは今回はドライブがてら車で行きました。
あえて高速を使わず下道でのんびり向かいましたが、秩父に近付くにつれてコンビニが少なかったなぁと思いました。
トイレに困ってしまうので、見つけたらこまめに寄ることをお勧めします。
道中、秩父名物「俵カツ丼」の店に寄りましたが、これはお勧めです。
大食いの主人は1キロの米の上に溢れんばかりのカツ(さすがに薄め)を乗せて食べてました
夕食も多かったので大変なことになっていましたが。
翌日帰りがけに食べた「くるみ蕎麦」も優しい味で美味しかったです。
道中にも寄れる場所が沢山ありますので、お勧めです。